新築マンションの固定資産税は6年目から上昇?

Q.新築マンションの固定資産税が6年目から上がると聞いたのですが、どのようになるのでしょうか?

 

 

A.建物の軽減がなくなります。

 

新築マンションや一般住宅の固定資産税は、特定の年数まで軽減措置が適用されます。

具体的には、3階建て以上の新築マンションは6年目から、一般住宅は4年目から軽減が終了します。

この期間までの固定資産税の計算方法は以下の通りです。

 

- 建物固定資産税=固定資産評価額×1/2×1.4%

- 土地固定資産税=固定資産税評価額×1/6×1.4%

 

一方、新築マンションの6年目以降や一般住宅の4年目以降の計算方法は以下となります。

 

- 建物固定資産税=固定資産税評価額×1.4%

- 土地固定資産税=固定資産税評価額×1/6×1.4%

 

1/2の軽減がなくなるため、固定資産税は増加します。

しかし、建物固定資産税評価額の低下も考慮すると、急激な税額の上昇は期待されません。