空き家に不法投棄、対策は?

Q.実家を空き家のまま放置しいました。

 ある日規制してみると見知らぬゴミが複数ありました。

 このような場合、どうしたら良いのでしょうか?

 

A.実家を空き家のまま放置していると、不法投棄や不審者の侵入など様々な問題が発生する可能性があります。

 

見知らぬゴミが複数見つかった場合には、以下のような対応が考えられます。

 

1. ゴミの撤去と清掃

まずは安全を確保した上でゴミを撤去し、敷地内を清掃することが必要です。

そのまま放置しておくと更なる不法投棄の増加に繫がります。

大量のゴミがある場合や特殊な廃棄物が含まれている場合には、専門の清掃業者に依頼するのが良いでしょう。

 

2. 不法投棄の証拠保全

ゴミが不法投棄された可能性がある場合、証拠となる写真を撮影するなどして保全します。

これは後に警察への通報や必要に応じた法的措置をとる際に役立つでしょう。

 

3. 警察や自治体への通報

不法投棄が疑われる場合は、警察や自治体に通報することが重要です。

自治体によっては、不法投棄の監視や撤去支援などのサポートを提供している場合があります。

 

4. 防犯対策の強化

将来的に同様の問題を防ぐために防犯カメラの設置や敷地への侵入を防ぐためのフェンス設置、鍵の強化など防犯対策を検討することが望ましいです。

 

5. 地域との連携

近隣住民や地域の自治体と連携し、空き家の管理状況を共有することも重要です。

地域の見守り活動に参加することで不審者の侵入や不法投棄の抑止につながる場合があります。

 

6. 定期的な巡回

可能であれば自身や信頼できる人に依頼し、定期的な巡回を行い、敷地内の状況をチェックすることが望ましいです。

問題が早期に発見できれば、対応もしやすくなります。

 

これらの対応は、状況に応じて適宜行う必要があります。

特に不法投棄は犯罪行為であり、適切な法的対応が必要となることもあるため、専門家のアドバイスを求めるのも一つの方法です。

また、近年空き家の増加により政府も空き家対策を打ち出しており、そのまま空き家で放置しておくと固定資産税の増加や維持費のコスト上昇になり、生活にも影響を及ぼす可能性があります。

今後利用予定がない場合は、売却や賃貸など、利用や処分することでこのような不法投棄を防ぐことができます。

また、立地や建物の状況により民泊事業など、様々な資産価値の可能性があります。

最寄りの不動産会社や専門家に相談され、空き家の可能性を探ってみるのが宜しいかと思います。

弊社でもこのような相談に対応致しますので、いつでもお問合せください。