競売物件に不動産投資

Q.不動産投資をしているのですが、最近は利回りの良い投資先がなかなか見つかりません。

 ゼロゼロ融資の滞納者が増加しているので、不動産投資として競売物件を落札しようと考えています。

 競売物件を取得する際の注意点やアドバイスがあれば教えてください。

 

 

A.不動産投資目的で競売物件に入札する際には、いくつかのポイントを考慮することが重要です。

 

ここでは、競売物件に入札する際の主な注意点と戦略について述べます。

 

 1. リサーチと準備

物件の調査

競売物件は物件内を確認することができず、情報は限られていることが多いため、事前にできる限り詳細なリサーチを行いましょう。

物件の状態、立地、周辺の市場状況などを把握することが重要です。

 

法的調査

競売物件には抵当権や差押えなどの権利関係が絡んでいますがこれらの権利は落札により解除されます。

しかし、その他の法的リスクがないかを調査しましょう。

競売物件の情報として三点セット(現況調査報告書、評価書、物件明細書)があります。

この三点セットに記載された内容を理解し、対策を練ることが需要です。

賃借権などは落札後も継続され、不動産投資の観点においては非常に重要な要素ですので、注意が必要です。

 

2. 財務計画の策定

予算の設定

入札価格を決定するには入札価格だけでなく、落札後にかかる改修費用、固定資産税や管理費などの維持費用も含めた総予算を事前に計画しておくことが大切です。

 

収益性の分析

投資回収率(ROI)やキャッシュフローを試算し、収益性や投資金の回収期間をしっかりと評価しましょう。

 

 3. 入札戦略

価格設定

競売においては、あらかじめ自分の最大入札価格を設定しておくことが重要です。

過去の競売落札価格と最低入札価格の差異を分析し、落札価格を推測しましょう。

感情に流されて予算を超える入札をしないようにしましょう。

 

スピード

競売物件の入札情報公開から入札までは短期間で終了します。

迅速な意思決定と行動が求められます。

 

 4. リスク管理

不確実性の受容

競売物件は内覧が限られている場合が多く、購入後に予期せぬ問題が発覚する可能性があります。

リスクを適切に評価し、予期せぬ出費があることを前提に備えることが重要です。

 

5. 専門家の活用

宅建士や不動産専門の弁護士、建築士などの専門家の助言を求めることで、リスクを軽減し、より良い投資判断とスムーズな入札をすることができます。

弊社では公認不動産コンサルティングマスター資格を取得した宅建士が競売入札のサポートも行っておりますので、いつでもお問合せください。

また入札前のアドバイスが必要な場合は、不動産購入前相談をご利用ください。

 

不動産投資は大きな機会を提供する一方で、リスクも伴います。

競売物件への入札は、十分な準備と戦略的なアプローチが必要です。

事前の徹底した調査と計画をもとに、賢明な投資判断を下してください。