住宅ローン金利は変動と固定のどちらを選択するべき?

Q.2024年はマイナス金利政策が変更され、変動金利が上昇すると聞いたのですが、固定を選択するべき?

 

 

A.住宅ローンを選ぶ際に固定金利と変動金利のどちらが良いかは、個々の状況やリスク許容度によります。

 

それぞれの特徴を簡単に説明します。

 

1. 固定金利

固定金利は国債10年物利回りに連動しており、市場の需給バランスや日本銀行の買入等の政策の影響により金利が変動します。

 

   メリット

金利が変わらないため、将来の返済額が予測しやすくなります。

経済状況の変化に影響されにくいです。

 

   デメリット

変動金利に比べて初期の金利が高めに設定されることが多いです。

また、金利が下がった場合でも利益を享受できません。

 

2.変動金利

変動金利は各銀行の短期プライムレート(最優遇された企業向け貸出金利)に付加された金利になります。

銀行の資金調達コストにより金利は変動するため、現在のような日本銀行の政策(マイナス金利政策)により資金調達コストが少ない状況では低金利での借入が可能となります。

 

  メリット

初期の金利が固定金利より低いことが多く、短期間での返済を考えている場合には有利になることがあります。

また、金利が下がれば返済額も減ります。

 

  デメリット

経済状況によって金利が上がる可能性があり、返済額が増えるリスクがあります。

長期的な返済計画が立てにくいです。

 

 

どちらを選ぶかは、将来の金利の動向予測、返済計画の安定性への希望、そしてリスクへの許容度によります。

現在の国債金利は下落傾向にあり、固定金利を引き下げる金融機関もあります。

一般的に住宅ローンを借りる方は35年と、長期間になりますので金利は変動します。

その状況に応じて変動から固定への変更や固定からの借り換えにより金利コストを削減することが可能です。

また、住宅ローンは大きな負債になり得るため、金融機関のアドバイザーや専門家に相談することをお勧めします。